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スズキ・ジムニーが気になって夜も眠れないそこのあなた。

分かります私もです。

ジムニーを購入しようと考えているでしょうが、
何が一番気になっていますか？

カタログや公式ホームページを見ればある程度のことは
調べることができます。

しかし、燃費に関してはカタログ上だけで
全てを知ることはできません。

様々なシチュエーションや、道路状況、走り方等で
実燃費は大幅に変わってきます。

最近ではハイブリッドやEVの自動車が多くなってきて、
車を購入する際に出来るだけ燃費のいい車を
と考える人が多いようです。

ガソリンも段々と値段が上がってきていて、
燃料費のことを考えると燃費が良いに越したことは
ありません。

車購入の中でもかなり重要な判断材料の
一つと言っても良いでしょう。

ただ、結論から先に申し上げてしまいますと、
ジムニーの燃費は”あまりよろしくありません”

現行ジムニーの燃費について調べてまいりましたので
購入の参考にしてみてください。

カタログに記載されている燃費について

それではまずジムニーの燃費について紹介していきますが、
最初にカタログにも表示されている燃費測定方法である
WLTCモードについて軽く説明いたします。

今まではJC08モードと呼ばれる日本独自の測定法により
燃費が表示されていましたが、現在WLTCモードと呼ばれる
国際基準の測定法による表示に変わりつつあります。

これは市街地、郊外、高速道路の3つのシチュエーションと
それらを総合した数値の4パターンの燃費が表示されるため、
より実燃費に近いリアルな燃費を知ることができます。

ジムニーには5速MTと4速ATがあるので、それぞれの燃費を
比較してみましょう。

燃料消費率

5MT	16.2km/l
4AT	14.3km/l

　

市街地モード

5MT	14.4km/l
4AT	12.4km/l

郊外モード

5MT	17.3km/l
4AT	14.9km/l

高速道路モード

5MT	16.4km/l
4AT	14.8km/l

カタログの燃費はこういった感じになります。

基本的にATよりもMTの方がリッターあたり2km程
燃費が良くなっています。

ジムニーの実燃費が気になる

続いてはジムニーの実燃費について。

カタログに書いてある数値ではなく、
実際に購入して乗った時に燃費がどれくらいになるのか。

実はカタログに記載されている燃費というのは、
様々なシーンを想定して測定されている数値で
乗る人の運転の仕方や環境によって、大体の場合は
実際にはこの数値よりも燃費は悪くなってしまいます。

では、実際にジムニーはどれくらい走れるのでしょうか？

およその数値ですが
5MTで14km/l、4ATで10km/lとのこと。

どうでしょうか？
思ったより燃費良くないな…
と感じたのではないでしょうか？

最近の軽自動車では、20km/lを超える車種が
たくさん出ており、ライバル車種等と比べてしまうと
実燃費は低いという結果となりました。

実燃費実燃費って言うけど、実際どうやって燃費の確認を
すればいいのでしょうか？

①まず、ガソリンスタンドでガソリンを満タンにします。

②どこかへ出かけます。(走行距離を測っておく)

③出かけ終わってからもう一度満タンにします。

④出かけた距離(km)　÷　最後に入れたガソリン量(ℓ)

出てきた数値が燃費となります。

燃費向上のためにできることとは

ジムニーの燃費が良い方ではない
ということが分かりました。

しかし、燃費というのは運転の仕方や
路面状況、運転環境によって変わってきます。

燃料代のことを考えると燃費が良くなるに
越したことはありませんよね？

どうすれば燃費をよくできるのでしょうか。

ソフトな運転を心がける

急停止や急発進をせずにゆったりとしたアクセル
ワークを心がける。

また走行中も加速や減速を出来るだけ少なくし、
エンジンへの負担を減らすようにする。

整備を怠らない

タイヤの空気圧を適正に保つことで地面との摩擦を
減らし燃費を良くする。

オイル交換時期にきちんと交換を行い、オイル劣化を
しないようにする。

低燃費グッズを活用する

エコタイヤを使用することで転がり抵抗が少なくなり
燃費向上に繋がります。

エンジンオイルを交換する際、値段のみでなく
内容をよく確認して交換するようにしましょう。

推奨されているオイルを使用するのが良いでしょう。

エンジンの無駄な使用を減らす

アイドリングストップ機能がある車は良いですが、
そうでない場合は駐車や停車の際にエンジンストップ
することで無駄な燃料使用を減らしましょう。

空調を使用するのも燃費に関係します。

窓を開けて対応したり、寒くなければ暖房を切るなど
して節約してみましょう。

まとめ

ジムニーの燃費についての話をしてきましたが、
いかがでしたでしょうか？

その見た目から性別や年代を問わず大人気のジムニー
ですが、燃費がなぁ…

と思っている人も多いことでしょう。

ジムニーの売りの一つである頑丈さはフレームの構造にあり、
どうしても車重は増え燃費にも影響してしまいます。

確かに燃費が良い車ではありませんが、
運転の仕方や心がけ一つで多少の燃費アップは可能です。

そして世のジムニー好き達からすれば
多少の燃費の悪さは気にならないほどの楽しさが
ある車です。

ジムニーオーナーの口コミには
「燃費のことなど気にせずに、これからも
その強度や悪路走破性に突出した車作りを続けてほしい」
といった声もありました。

燃費が良くないとはいえ、前モデルと比べると間違いなく
改善は進んでおり、メーカーの努力がうかがえます。

今後の進化にも期待が持てるのではないでしょうか？

車選びには様々な性能差や、個人の要望、条件等が
複雑に絡み合って考えれば考えるほど難しくなります。

見た目や遊び心などが要望や条件に折り合いをつける
ポイントとなるでしょう。

車選びに後悔が無いよう気をつけましょう。